診療内容
全身状態の評価

口腔内の処置は全身麻酔下で行うため、治療に先立ち全身状態の評価を行います。術前には血液検査、レントゲン検査、超音波検査などを実施し、全身麻酔のリスクを慎重に評価します。治療を無理にお勧めすることはありません。検査結果を踏まえて十分に話し合ったうえで処置を進めます。
特に高齢の動物や基礎疾患がある場合には、麻酔プロトコールについても十分に配慮し、治療方針を検討します。
歯周病治療

歯周病治療では、正確な診断が最も重要です。当院では口腔内検査や画像検査をもとに、歯周病の進行度や炎症の範囲を評価します。そのうえで、年齢や基礎疾患、全身状態、さらに飼い主様のご希望も踏まえ、無理のない治療プランをご提案いたします。
また、治療後の状態を維持するためにはご自宅でのホームケアが欠かせません。歯磨き方法などの自宅でのケアについても丁寧にご説明・指導を行っています。
歯科矯正治療

犬の矯正治療は、すべての症例に適応となる治療ではありません。当院ではまず口腔内の状態や不正咬合の程度、歯周組織の健康状態、年齢や全身状態を総合的に評価し、矯正治療が適応かどうかを慎重に判断します。
そのうえで、矯正治療が有効と考えられる場合にのみ、治療方法や期間、注意点についてご説明いたします。
歯内治療

歯内治療は、外傷などにより歯の内部(歯髄)に問題が生じた歯が主な適応となります。治療の可否は、歯の状態や周囲組織の評価を含めた正確な診断が重要です。
歯内治療が適応と判断された場合には、ラバーダムを設置し、歯の内部の洗浄と根管充填を行います。その後、コンポジットレジンによる歯冠修復を行います。
猫の歯科治療

猫には、歯肉口内炎や歯の吸収病巣、若年性歯周病など、強い痛みを伴う歯科疾患がみられることがあります。これらの疾患は高齢の猫だけでなく、若齢の段階から発症することも少なくありません。
そのため、早期に異常に気づき、適切な対応を行うことが重要です。当院では猫の状態や年齢、全身状態を考慮しながら、状況に応じた柔軟な治療方針をご提案しています。
子犬の歯科治療

乳歯の生え変わりに関するトラブルがみられることがあります。当院では、乳歯から永久歯への交換を注意深く評価し、必要に応じて適切な治療時期をご提案します。また、避妊・去勢手術の時期も考慮し、全身麻酔の回数を減らすよう手術のタイミングを調整します。
子犬の歯科疾患では、乳歯遺残に加え、歯の本数異常や形態異常、正常に萌出できない歯も重要なチェック項目です。子犬の時期に歯科検診を行うことで、成長後の歯科疾患の予防につながります。
口腔外科

当院では、口腔内腫瘍をはじめ、歯原性嚢胞、顎骨骨折、唾液腺疾患など、幅広い口腔外科疾患に対応しています。
特に口腔内腫瘍に対しては、外科的治療だけでなく、症例に応じて放射線治療や電気化学療法などの特殊治療の併用も含めた治療方針をご提案します。
術後の連絡

術後の経過については、公式LINEを通じて状況の確認やご連絡を行っています。ご自宅での様子や気になる点がありましたら、メッセージでお知らせください。内容を確認したうえで、再診の必要性などについてご案内いたします。
なお、日中は診療業務を行っているため、すぐにお返事できない場合があります。原則として、3日以内に順次ご返信いたしますので、あらかじめご了承ください。
